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大学生協 東北ブロック

復興再生通信 Vol5

東日本大震災に対するとりくみ

今回、東北ブロックの田中事務局長より、「東北復興・再生通信」への寄稿の機会を頂きました。あの日から4年4ヶ月を迎えましたが、今後を考える意味で、今までのとりくみをふりかえってみたいと思います。全国から学生の集まる本学は現在でも、岩手、宮城、福島出身の在学生が273名、3県に在住する校友(卒業生)が1268名にのぼります。そのため、東日本大震災では多くの在学生(ご家族)と校友が被災されました。ご家族を亡くされた方、ご実家が被災された在学生も多く、震災直後からの店頭の募金活動、高田高校へ辞書を届ける取り組み、購買部での義捐金おにぎりや、食堂での募金メニューなどには多くの学生、教職員の協力がありました。高田高校へ辞書を送るとりくみでは、大きな手提げ袋で辞書を持参された学生や、教職員の方もおられて、辞書とともに沢山のメッセージが寄せられました。

震災後、まもなく立命館災害復興支援室が設置され、総長が被災地の校友を慰問されるなど、全学をあげた復興支援のとりくみがすすめられましたが、生協も、自分たちが今できることを考えながらとりくみをすすめてきました。現在も継続している各種の募金活動は、累計で12万食の利用となった募金メニューを含めて、6月末時点で740万円、被災地の復興ボランティアには、大学や生協を通じて1000名以上の学生が参加しています。震災から1年を迎えた頃、立命館大学の提携校・カナダのブリティッシュコロンビア大学(UBC)に留学中の立命館大生の有志が東日本大震災を知らせる写真展をUBCで行い、沢山のメッセージを預かっているので被災地に届ける協力をしてもらえないだろうかという相談が、当時UBCに留学中だった生協学生委員会のOGからありました。連合会の山崎学生委員長(当時)に相談したところ、東北ブロックの方と連絡をとって頂き、和訳したメッセージとDVDを岩手大学生協の総代会の終了後に報告させて頂くとともに、報告したメンバーに被災地訪問の便宜まではかって頂きました。そしてその夏に共済連のはからいで、新学期研修で岩手大学生協を訪問した折りには、宍戸専務と学生委員の高橋さんのガイドで、岩手県の三陸の被災地や、高橋さんの故郷石巻を訪問する機会を作って頂きました。持続的な支援活動を今後もすすめていくには、現在の被災地の状況を知ること、学ぶ機会を作り続けていくことが大事であると考えています。今後も、微力ですがわたしたちにできることを考え、行動していきたいと思います。

立命館生活協同組合専務理事
酒井克彦

未来の大学生応援募金未来の大学生応援募金
UBCでの写真展報告UBCでの写真展報告
福島郷土食フェア福島郷土食フェア
総代会での訪問報告総代会での訪問報告

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福島被災地訪問バスツアー

2015年6月14日(日)7会員(学生32名、教員1名、生協職員5名)38名が参加して被災地訪問バスツアーが行われました。

6月14日(日)福島被災地訪問バスツアーが行われ、宮城、岩手、山形から38名が参加しました。今回は東日本大震災直後に東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染被害を受け、住み慣れたふるさとを離れ避難生活を余儀なくされた福島県沿岸地域への訪問です。震災から4年を経てなお、倒壊した家屋、津波で破壊された道路や線路がまだむきだしのまま放置され、汚染された草地の除染作業がやっと始まったばかり・・・という地域です。3月に開通したばかりの常磐自動車道を南下して行くと、途中、放射線量の表示板が目につきます。このような表示がある高速道路は他にはないでしょう。高速道路を冨岡インターチェンジで下り、常磐線冨岡駅に向かう間、福島第一原発から東京へ送る送電線が延々と山を越えて続いているのを見ることが出来ました。冨岡駅は海のすぐそばの駅です。線路を覆う雑草、破壊されたままの駅前ホテル、飲食店、民家はそのまま。地震と津波と原発事故で、慌ただしく避難した様子が、ありありと残されていました。国道6号線を北上しながら大熊町、双葉町、浪江町を通過して行きます。この地域は現在「警戒区域」から解除されていますが、「居住制限区域」や「帰還困難区域」に指定されており、国道からの入り口はゲートで封鎖され警備員が監視して入れないようになっており、町の様子を見ることは出来ません。「原子力明るい未来のエネルギー」という看板だけが誰もいない双葉町の入り口に掲げられているのが印象的でした。小高駅周辺は当時の駐輪所に自転車はそのままでしたが、駅前の広場に花を植える人の姿がありました。南相馬では「37Cafe」(みんなカフェ)という、子どもを連れて集える空間を作ろうという活動を行っている方からのお話や、子どもたちが遊んでいる様子を見学することが出来ました。生活や活動が再開している地域、まだ手つかずの地域と福島沿岸には異なる状況があり、復興と再生はまだまだ遠い、ということを学んだ福島被災地訪問でした。

福島被災地訪問バスツアーの様子1
福島被災地訪問バスツアーの様子2
福島被災地訪問バスツアーの様子3
福島被災地訪問バスツアーの様子4
福島被災地訪問バスツアーの様子5
福島被災地訪問バスツアーの様子6
福島被災地訪問バスツアーの様子7
福島被災地訪問バスツアーの様子8
福島被災地訪問バスツアーの様子9

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七ヶ浜学習支援ボランティア活動

七ヶ浜学習支援ボランティア活動の様子1

東日本大震災以降、大学生協東北ブロックでは、宮城県にある七ヶ浜町へのボランティア活動を継続的に行ってきました。昨年度は、大学生による月に1度の学習支援ボランティアを行ってきましたが、受け入れ先であった地元のボランティアセンターの撤退に伴い、学習支援活動の在り方を検討しています。

今は新たな受け入れ先として、七ヶ浜町の復興に貢献しているNPO法人「レスキューストックヤード」さん(以下レスキューさん)に協力してもらっています。レスキューさんは地元の方々の憩いの場にもなっている駄菓子屋の経営と同時に、仮設住宅に住んでいる子供たちが集中して勉強に励むことができるように、学習スペースを設けたバス「きずな号」の運営もしています。普段は自主学習用として開放してある「きずな号」ですが、4月からは大学生協とコラボし、「週末は大学生が勉強を教えます」と宣伝しています。

七ヶ浜学習支援ボランティア活動の様子2

そのような経緯があり、私は6月13日(土)に6回目の訪問をしてきました。子供たちと一緒に「きずな号」の中で国旗カルタをしたり、絵を描いたり、お喋りしたり、外ではドッジボールをしたり、おもちゃの飛行機を飛ばしたり…。子供たちの元気についていくのがやっとでした。勉強をさせることよりも、まずは多くの子供たちに「きずな号」に親しみをもってもらうこと、週末には大学生が来ていることを知ってもらうことから始めています。

「きずな号って楽しいね!」「齋藤さんまた来週ね!」そんな子供たちの声を聞き、少しずつ「きずな号」の良さや親しみやすさが広まってきているのかな、と思いました。

東日本大震災から4年が過ぎた今、被災地のニーズとは何か、被災地に必要な支援とは何か、その中で自分たち大学生にできることは何か、この数度の訪問を通して、よく考えていかなければならないことだと思いました。

東北ブロック学生事務局(宮城教育大学4年)齋藤雅実


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全国から寄せられた未来の大学生応援募金2次

2015年6月31日現在  3,111,516円

2015年3月1日〜6月31日まで寄せられた募金
盛岡大生協41,644円奈良高専生協45,793円みやぎインカレ21,471円
福島大生協145,000円立命館生協861,450円名城大生協7,580円
復興亘理そば43,200円福島被災地訪問16,500円岩手県立大生協12,755円
滋賀大彦根キャンパス6,651円東北学院大生協4,148円
  • 第1次として2013年12月までに岩手・宮城・福島の被災高校43校に1075万円を贈呈しました。
【応援募金の目的】
  1. 被災影響の大きい高校(後援会)に大学生活ガイドブックとともに「義援金」として送ります。
  2. 被災地での「学習支援ボランティア」(東北ブロック主催)の費用に充てます。
※岩手県、宮城県、福島県を対象とします

「未来の大学生応援募金」の振込先は、次の口座にお願いします。
七十七銀行店コード 100( 普 )口座番号7983492
未来の大学生応援募金 代表:戸田 俊浩
この募金についてのお問合せは…

TEL022-717-4866(大学生協東北ブロック 事務局長:田中 康治)

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「食のみやぎ復興ネットワーク」2015年度全体会が開催されました。

7月3日(金)、勝山館(仙台市青葉区)において、2015年度「食のみやぎ復興ネットワーク全体会」が107団体250名の参加で盛大に開催されました。大学生協東北ブロック震災復興タスクからも板垣代表と事務局が参加しました。

当日は、これまでの取り組みを振り返り、宮城県の農・漁業の復旧復興の現状と問題点が報告され、新たに(株)東北協同事業開発を設立し、東北の復興商品などの販路拡大、東北の資源(原料・工場)を活用した商品開発を進めていくことが確認されました。

震災から4年「追悼セレモニー」

追悼セレモニーの様子

2015年3月9日(月)12時から大学生協仙台会館2階ロビーを会場に、職員全体の追悼セレモニーが行われました。黙とうのあと復興再生タスク代表・板垣先生からのお話、未来の大学生応援募金への各地からの募金状況などが報告されました。

仙台会館バザーを開催しました。

仙台会館バザーの様子

7月21日「未来の大学生応援募金」の一環仙台会館でバザーを開催しました。バザー実行委員会は東北事業連合・東北事業連合労働組合・大学生協連東北ブロック・大学生協みやぎインカレの4団体で準備してきました。

栃木の野菜、弘前大生協アップルケーキ、みやぎ生協亘理そば、仙台会館の生協職員提供品、お菓子付コーヒーなどでした。当日は大学生協職員に加えて宮城県生協連の皆様もお越しいただき大盛況。来場者数は約60名でした。バザーの利益はすべて「未来の大学生応援募金」に寄付することになっています。(青柳)

これからの主な活動

●被災地訪問バスツアー
  • 10月11日(日)「いわて被災地訪問」宮古・山田 (予定)
  • 11月8日(日)「みやぎ被災地訪問」岩沼・閖上・荒浜
●「食のみやぎネットワーク」への参加
  • 「復興亘理そば」そばの花見会 9月11日(金)
●大学生協東日本大震災復興ボランティア
大学生協東日本大震災復興ボランティアポスター
  • 44ターム 8月16日(日)〜8月20日(木)
    場所:宮城県宮城郡七ヶ浜町 松ケ浜中学校、向洋中学校
    内容:学習支援
  • 45ターム 9月1日(火)〜9月4日(金)
    場所:宮城県名取市
    内容:農地再生作業、サロン活動(予定)
    申込みは全国大学生協連HPより応募

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