「カルシウム不足していない？」

成人の場合、体重の約２％をカルシウムが占め、その９９％が骨や歯に含まれています。
そして、１％は血液や組織に含まれ、その濃度を一定に保つために、血液中のカルシウム濃度が低下すると、ホルモンの働きで骨のカルシウムを溶かして補給し、血液濃度を上昇させる仕組みになっています。
よって、カルシウム不足が長く続くと、骨のカルシウム量はどんどん減っていき、しまいには骨が弱く、もろくなってしまいます。その終着駅が骨粗鬆症です。骨質が弱くなってスカスカの状態になり、骨折や腰痛を招き、寝たきりの原因になります。